天之叢雲九鬼武産竜王（あめのむらくもくきさむはらりゅうおう）

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　190×320㎝　2024年制作

　岩絵具、墨、胡粉、透明水彩、ペン、あかし紙、雲肌麻紙、龍神水。

 

　「天之叢雲」とは宇宙、森羅万象の気を貫いて息吹く事を意味すると言います。「九鬼」とは、伊邪那岐神、伊邪那美の神の島産み、神生みの気を意味するとされます。「武産」は宇宙の気を整えて世界の歪みを正し、これらは気と気の交流によって生まれたものであると言われております。この龍王は〝合気〟の守護神であると合気道開祖・植芝盛平語録に記されております。岡山のサムハラ神社にお参りさせて頂いたり、合気道を稽古させて頂いたりするうちに徐々にイメージが固まりこの作品制作に繋がりました。