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 虎の牙と爪の二段構えを縦と横の殺傷能力のある十文字槍に重ねました。離れた間合いから一方的に刺突できる槍の力は戦国時代においては主力武器になりました。

 また、虎は千里行き千里帰ると言われ。第二次世界大戦中日本においては出征する前に千人針を守護に持ちました。千人針とは布に千人の人が赤糸で一針ずつ縫い玉を造り虎の形にし、武運と無事を祈るものです。古銭が張り付けられているものもあることから、民間呪術の影響も見え隠れします。

虎神十文字(とらがみじゅうもんじ)

2015 岩絵具、墨、透明水彩、アクリル、ペン、箔、和紙

162×130㎝

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