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虎神下段霞.jpg

 インド芸術において絵画などの芸術に対する感動の心の動きをラサ(情趣・感興)言います。このラサには色々な種類があり、シュリンガーラ(官能・恋情) ハースヤ(滑稽・軽妙) カルナ―(哀感・悲愴) ラウドラ(憤怒・激烈) バヤーナカ(驚愕・恐怖) ビーバッツア(憎悪・嫌悪) ヴィーラ(勇猛) アドブダ(奇異・驚異) シャーンタ(静寂)の九つの種類があるとされます。虎はヴィーラ(勇猛)のラサを引き起こすと感じ、虎の勇猛さは獲物に飛び掛かる瞬間に倍増され、その虎の低い姿勢の構えと剣術の下段霞を重ねた表現を試みました。

虎神下段霞(とらがみげだんかすみ)

2015 岩絵具、墨、透明水彩、アクリル、ペン、箔、和紙 

162×130㎝