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古代魔象(こだいまぞう)

2008 岩絵具、墨、透明水彩、アクリル、ペン、洋紙

177.5×296㎝

 1990年頃、古代魔象(ラシャガーズ)はネパールのバルディア国立公園の密林地帯に出現し、現地の村人2人を殺傷しました。その圧倒的な大きさから獣神として恐れられています。アジア象の平均体高2.8mに対し古代魔象3.4m。現地調査を行った博士の仮説によると古代象の生き残りではなくアジア象に先祖の特徴が何らかの要因で発現した「先祖返り」した象らしいとのことです。この象を私の想像で平面に置き換えました。畏怖の対象となるものは私の中で赤に変換される事が多いです。子供の頃、夢の中で大人が次々と赤い蛇に噛み殺され、この世で一番恐ろしいものは赤い色をしていると何者かに教えられました。