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TOMIYUKI KANEKO
金子富之
赤虎(せきこ)
2009 岩絵具、墨、透明水彩、アクリル、ペン、箔、洋紙
219×174㎝
虎は密林や深い繁みに生息し単独で行動します。夜行性で東南アジア・インド・朝鮮・シベリアまで分布ていて霊的な意味でも虎の存在感は大きく虎に関した様々な精神的存在が各土地で伝わっています。赤虎とは中国の精霊でその霊力で人間に化ける事が出来と言います。
福建省では神格化され四神(朱雀、青龍、白虎、玄武)の南を守護する朱雀の代わりの存在として赤虎が用いられています。虎は正面の構図が圧力を発し、赤、金、黒の対比として金のバックに黒い太陽、魔除けの赤を使い正面に向かわせました。
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