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高龗(たかおかみ)

2017 墨、ペン、吉祥麻紙 

230×480㎝  

 天地の対となる龍神として高靇と暗靇の二極同体の概念があります。天は「高」、地は「暗」とされている。高靇は山の峰や高所、天を司る龍神です。色々な解釈がありますが人に対応する影響として人間外部の役割、ご縁や人脈を繋ぎ外側から恵みや情報を運んで来て頂ける神とされている説があります。今日では天の龍はよく龍の形をした雲に例えられます。雲は変形するのであらゆるものの形に連想ができます。しかし無数にあるものから何故その一つの連想が思い浮かんだのかを考える時、人は自己の内部に向かうのだと思います。雲の形も外側の世界の反応❝外応❞とみなせば、地震雲の様に何かを予知できるものなのかも知れません。龍神の性質は荒々しいものが多いらしく、その人にとって厳しい試練も成長、勉強の為、必要で耐えられるならば与えるとのことです。龍や神様とご縁を持つとこちら側の真剣さや価値観が問われると思います。