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 ハウスタンバランとはニューギニアの様々な儀礼を行う神聖なハウス(家)の事で、そこには色々な精霊が宿るとされています。その聖域の屋根に陣取っているマサライ(精霊)を表現しました。精霊の幻想的で奇抜な原始造形は現代美術にも通じるところがあると思います。20世紀最大の芸術家パブロ・ピカソもアフリカやオセアニアの精霊彫刻に影響を受け、ピカソとジョルジユ・ブラック(画家)の創始したキュビズム(色々な角度から見たものの形を一つの画面にまとめた立体派)はダダ(既存の価値を否定した芸術活動)やアバンギャルド(前衛芸術)にも影響を及ぼしています。

ハウスタンバランの精霊(はうすたんばらんのせいれい)

2011 岩絵具、アクリル、箔、薄美濃紙

227.3×181.8㎝

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