北海道、松前町に黒狐の伝説が存在します。かつての領主は黒狐の美しさから毛皮が欲しくなり配下に命じ鉄砲で仕留めさせました。銃の標準を黒狐に合わせると何故か具合が悪くなるという妖力を発したが、やがて黒い毛皮となりました。しかし霊獣だった為か、やがて鰊(にしん)が取れなくなり、その毛皮が引き裂かれるなど不吉な事が続き、祟りを恐れ祠を建て祭られる事となりました。また狐は北斗七星を拝するといわれ風水思想では北は黒を表し黒狐は北斗七星の化身とされています。現在松前町の熊野神社に玄狐稲荷として祭られています。

黒狐(くろぎつね)

2007 岩絵具、透明水彩、ペン、箔、古書

194×130㎝

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